人にも犬にも感染する病気はある?一緒に暮らすために知っておきたい人獣共通感染症【判断チェックQ&A】

人にも犬にも感染する病気はある?一緒に暮らすために知っておきたい人獣共通感染症【判断チェックQ&A】 病気・けが

わんちゃんと一緒に暮らしていると、
「この病気って人にもうつるの?」
「子どもや高齢者がいても大丈夫?」
と不安になることがありますよね。

この記事では、人にもわんちゃんにも感染する可能性がある病気(人獣共通感染症)について、
種類・感染経路・予防法・病院に行く目安をQ&A形式で分かりやすく解説します。

Q1. 人にも犬にも感染する病気は本当にあるの?

A. はい、あります。
これらは「人獣共通感染症(ズーノーシス)」と呼ばれます。

ただし、
✔ 正しい知識
✔ 日常的な予防
をしていれば、過度に怖がる必要はありません。

 犬から人へうつる可能性のある病気全体については、
👉 【保存版】犬の感染症まとめ|うつる病気・予防できる病気と、ワクチンの種類をわかりやすく解説!
をご覧ください。

Q2. 人獣共通感染症ってどんな病気?

A. 動物と人の間でうつる可能性がある感染症の総称です。

特徴

・犬 → 人
・人 → 犬
・動物同士

など、さまざまな経路で感染する可能性があります。

Q3. 犬と人の両方に関係する代表的な病気は?

A. 次のような病気が知られています。

比較的よく知られているもの

・皮膚真菌症(カビ/リングワーム)
・回虫・鉤虫などの寄生虫
・レプトスピラ症
・サルモネラ症

まれだが注意が必要なもの

・狂犬病
・一部の細菌・ウイルス感染症

Q4. 皮膚真菌症(カビ)はどんな病気?

A. 犬にも人にも感染する皮膚の病気です。

主な症状

・犬:脱毛、フケ、かゆみ、赤み
・人:円形の赤い発疹、かゆみ

感染経路

・直接触れる
・タオル、寝具、ブラシの共用

子どもや高齢者は感染しやすいため注意が必要です。

Q5. 寄生虫は人にうつるの?

A. 種類によっては、人に感染することがあります。

・犬回虫
・鉤虫

人に感染した場合

・皮膚のかゆみ
・腹痛
・まれに内臓への影響

定期的な駆虫と、手洗いの習慣がとても重要です。

Q6. 狂犬病は今でも注意が必要?

A. 日本では発生していませんが、重要な病気です。

ポイント

・発症するとほぼ100%致死
・犬と人の両方に感染
・予防接種が法律で義務付けられている

狂犬病予防注射は、犬と人を守るための基本中の基本です。

 人と犬の両方に関わる代表的な感染症については、
👉 「人にも感染」狂犬病は他人事じゃない! なぜワクチン接種が法律で義務なのか!
が参考になります。

Q7. どんなときに感染リスクが高くなる?

A. 次のような状況では注意が必要です。

感染リスクが高まる例

・犬の体調が悪いとき
・下痢や嘔吐がある
・皮膚に異常がある
・免疫力が低下しているとき

 人の風邪と混同しやすい症状については、
👉 「意外な感染源」ケンネルコフってどんな病気?咳が止まらないときの対処法!
もあわせて確認してください。

Q8. 家庭でできる予防対策は?

A. 日常のケアで十分に予防できます。

基本の予防

・手洗いを徹底する
・犬のトイレ周りを清潔に保つ
・定期的な健康診断
・ワクチン・予防薬の継続
・寝具や食器を清潔に

 感染リスクを下げる基本的な暮らし方は、
👉 「室内犬のための健康チェック集」多い病気と毎日できるケアのポイント!
をご覧ください。

Q9. こんな場合は動物病院・病院に相談を

A. 早めの相談が安心です。

受診の目安

・犬の皮膚に脱毛やただれがある
・下痢が続いている
・人にも原因不明の皮膚症状が出た
・家族に小さな子どもや高齢者がいる

「犬も人も同時に体調を崩した」場合は、両方の病院に相談しましょう。

 感染症かどうか迷ったときは、
👉 犬の体調がいつもと違う…様子見していい?すぐ病院に行くべき?【判断チェックQ&A】
が判断の助けになります。

Q10. 人獣共通感染症と上手につき合うには?

A. 正しく知って、怖がりすぎないことが大切です。

犬と暮らすことで得られる幸せはとても大きく、
人獣共通感染症はきちんと管理すれば防げるものがほとんどです。

まとめ

予防接種する犬

人にもわんちゃんにも感染する可能性がある病気は存在しますが、
正しい知識・予防・早めの対応でリスクは大きく下げられます。

「うつるかも…」と不安になるより、
日常ケアと定期チェックを習慣にすることが、
人とわんちゃん、どちらにとっても安心な暮らしにつながりますね。