
飼い主さん
ペット保険は入るべき?

飼い主さん
毎月の保険料を払うくらいなら、
貯金した方がいい?
愛犬の医療費は、人間のように公的な健康保険制度がないため、全額自己負担となります。
特に、癌治療、手術、長期にわたる慢性疾患の治療では、数十万円から数百万円の高額な費用が発生するケースも少なくありません。この高額な医療費に備えるのが「ペット保険」です。
この記事では、まずペット保険の必要性について具体的な事例を交えて解説します。
次に、保険で「後悔しない」ための加入タイミングと選び方を徹底解説し、契約前に必ず確認すべき「免責事項と注意点」まで、飼い主さんが納得して決断するための情報を提供します。
ペット保険の必要性と、費用対効果!
ペット保険は「お守り」のようなものですが、特に室内犬を飼う上でその必要性が高まる理由があります。
わんちゃんの医療費が、高額になりやすい理由
| 特徴 | 人間の医療費との違い |
| 医療の高度化 | MRIやCT検査、高度な外科手術、専門医による治療など、人間と同じレベルの医療が可能になっているが、費用は全額飼い主負担。 |
| 室内犬特有のリスク | 膝蓋骨脱臼(パテラ)や椎間板ヘルニアなど、小型犬に多い疾患は手術費用が高額になりがち(数十万円)。 |
| 慢性疾患 | 糖尿病や心臓病など、一生涯投薬や定期検査が必要な疾患は、年間の費用が数万〜十数万円かかる。 |
保険に加入する、3つのメリット
- 経済的安心: 予期せぬ大病や事故による高額な費用を気にせず、最善の治療を選択できる。
- 貯金との比較: 貯金では、加入直後の高額な医療費には対応できない(貯金が間に合わない)。保険は、万が一の「時間リスク」に対応できる。
- 定期的な治療: 慢性疾患などで通院回数が多い場合、保険金の給付回数が多いため、費用対効果が高くなる傾向がある。
後悔しないための「選び方」3つの基準!
数あるペット保険の中から、愛犬と飼い主様に合った保険を選ぶための重要な基準を解説します。
補償割合と、年間限度額をチェック
- 補償割合: 70%補償、50%補償などがあります。自己負担額を抑えたいなら70%を選びますが、その分月々の保険料は高くなります。
- 年間限度額: 年間で補償される上限金額です。大型犬や、遺伝的疾患を持つ犬種を飼っている場合は、高めの設定を選びましょう。
「更新時の年齢」と「終身補償」を確認
- 加入年齢: 多くの保険は子犬のうちに加入する必要があります。
- 更新停止年齢: 高齢になるほど病気のリスクが高まるため、何歳まで更新できるか(終身補償か)が最も重要です。8歳や10歳で補償が終了してしまうプランもあるため、必ず確認しましょう。
通院・入院・手術の「カバー範囲」
- 通院補償の有無: 手術や入院だけを補償するプランと、日常の通院(軽い体調不良、検査)までカバーするプランがあります。日常的な通院を頻繁にする場合は、通院補償があるプランを選びましょう。
- 対象外となる項目: ワクチン、健康診断、去勢・避妊手術などは、ほとんどの保険で対象外となります。
契約前に確認すべき「2つの注意点」
保険加入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、以下の2点に特に注意してください。
加入前の病気は「免責」になる
- 待機期間: 契約後すぐに発症した病気(約1ヶ月間)や、ガンなどの重病(約3ヶ月〜1年間)は「待機期間」として補償対象外となることがあります。
- 既往症: 加入前にかかっていた病気や、先天性の疾患は、原則として補償対象外です。健康な子犬のうちに加入することが強く推奨される理由です。
窓口精算と、請求精算の違い
- 窓口精算: 提携病院の窓口で、保険適用後の自己負担額だけを支払う方式。手続きが簡単で便利です。(人間と同じ)
- 請求精算: 病院で一旦全額を支払い、後日自分で保険会社に書類を提出して保険金を請求する方式。立て替えが必要ですが、どの病院でも使えるメリットがあります。
まとめ:愛犬と家計を守るための最適な選択を

| 決断基準 | 目的と効果 | 飼い主がすべき具体的な行動 |
| 1. 若いうちに加入 | 既往症(加入前の病気)と待機期間による免責を防ぐ。 | 子犬期の健康診断の結果を見て、なるべく早く加入を検討する。 |
| 2. 終身補償を優先 | 最も医療費がかかる高齢期に補償が途切れるリスクを防ぐ。 | 更新停止年齢がないか、または高い年齢まで更新できるかをチェックする。 |
| 3. 補償内容を比較 | 自身の経済状況と愛犬の品種のリスクに応じて、適切なプランを選ぶ。 | 手術・入院のみか、通院もカバーするかを確認し、補償割合を選ぶ。 |
ペット保険は「愛犬に万全の治療を受けさせるための選択肢」を広げる手段です。愛犬の将来の健康と経済的な安心のために、冷静な判断で最適な保険を選びましょうね。


