【室内犬の飼い方】成長期に大切な習慣づくり|6〜12か月編

【室内犬の飼い方】成長期に大切な習慣づくり|6〜12か月編 室内犬の飼い方

はじめに|「できること」が増える一方で迷いも出やすい時期

4〜6か月編では、散歩デビューや基本コマンドについて解説しました。
6〜12か月になると、見た目も行動も「子犬らしさ」が薄れ、一気に成犬に近づいていきます。

この時期は、

  • 言うことを聞いたり聞かなかったりする
  • 問題行動が増えたように感じる
  • 体は大きくなったのに中身はまだ子犬

と、戸惑う飼い主さんがとても多い時期でもあります。

この記事では、室内犬が6〜12か月の成長期に身につけておきたい習慣を中心に、生活・しつけ・健康管理のポイントを分かりやすくまとめます。

④ 6〜12か月|成長期に起こりやすい変化

心と体のアンバランス

この時期は、体の成長に心の成長が追いつかず、

  • 興奮しやすい
  • 集中力が続かない
  • 指示を無視する

といった行動が見られます。

これは反抗ではなく、成長過程でよくあることなので、必要以上に叱らないことが大切です。

 成長期に起こりやすい反抗・問題行動への向き合い方については、
👉 「しつけの誤解」<叱る>と<教える>は別物! 室内犬のしつけで絶対NGな行動と、効果的な伝え方!
をご覧ください。

生活リズムを「成犬基準」に整える

6〜12か月は、生活習慣を整える絶好のタイミング。

  • 食事は1日2回へ
  • 散歩の時間を固定する
  • 寝る・起きる時間を安定させる

室内犬は環境の影響を受けやすいため、規則正しい生活=安心感につながりますよ。

 成長期に身につけたい、適正体重のチェックと肥満予防については、
👉 「体型チェック」愛犬の肥満度を判断する BCS(ボディコンディションスコア)とダイエットの基本!
をご覧ください。

しつけは「確認」と「定着」の段階へ

この時期のしつけは、新しいことを教えるよりも、

  • これまで覚えたことの確認
  • どんな環境でもできるかの練習

が中心になります。

見直したいポイント

  • おすわり・まてが外でもできるか
  • 興奮時でも指示が通るか
  • 呼び戻しができるか

完璧を求めず、できたらしっかり褒めるを続けましょうね。

 「おすわり・伏せ・待て」など、最初に教えるべきコマンドについては、
👉 「初めてのしつけ」おすわり・伏せ・待ての教え方|基本コマンドのトレーニング!
をご覧ください。

問題行動が増えたと感じたら

6〜12か月は、

  • 吠える
  • 引っ張る
  • かじる

などの行動が目立ちやすくなります。

多くの場合、

  • 運動不足
  • 刺激不足
  • ルールが曖昧

が原因です。

叱る前に、「足りていないものは何か」を見直してみましょうね。

 吠え・噛み・いたずらなど、思春期に増える問題行動の原因と改善法については、
👉 「犬の無駄吠え、やめさせたい!」原因別しつけ方とNG行動!
をご覧ください。

室内犬の運動量と遊びの工夫

成長期の室内犬は、体力を持て余しがちです。

  • 散歩は距離より内容
  • 頭を使う遊びを取り入れる
  • ひとり遊びできる環境づくり

心と体のバランスが取れると、問題行動も落ち着きやすくなります。

 室内でも満足度を高める遊び方とエネルギー発散の工夫は、
👉 「愛犬ともっと仲良くなる!」室内でできる簡単・楽しい遊び方!
をご覧ください。

食事と体重管理の見直し

この時期は、フードの量や内容を見直す時期でもあります。

  • 子犬用から成犬用への切り替え検討
  • 体重増加が急でないか確認
  • おやつの量を調整

室内犬は太りやすいため、体型チェックを習慣にしましょう。

 フードの量・回数・与え方の考え方については、
👉 「ドッグフード、どれくらいあげればいい?」適正量と与え方の基本!
をご覧ください。

健康管理とワクチンのタイミング

6〜12か月頃に必要なケアとして、

  • 年1回の混合ワクチン
  • 狂犬病予防接種
  • フィラリア・ノミダニ対策

があります。

「もう子犬じゃないから大丈夫」ではなく、定期的な健康管理を意識しましょう。

 子犬のワクチン接種の必要性と注意点については、
👉 「愛犬のワクチン接種スケジュール」いつ何を打つべきか徹底ガイド!
をご覧ください。

避妊・去勢手術を考える時期

この頃に、避妊・去勢手術を検討する飼い主さんも多くなります。

メリット・デメリットは個体差があるため、獣医師と相談しながら判断することが大切です。

 去勢・避妊手術のメリット・デメリットと、成長段階に合わせた考え方については、
👉 「決断ガイド」わんちゃんの<避妊・去勢手術>のメリット・デメリット総まとめと最適な時期!
をご覧ください。

まとめ|6〜12か月は「大人への準備期間」

散歩時にしつけの練習をする犬

6〜12か月は、室内犬が「子犬」から「成犬」へ移行する大切な時期です。

  • 生活リズムを整える
  • しつけを定着させる
  • 心と体のバランスを見る

この時期を丁寧に過ごすことで、その後の暮らしがぐっと楽になりますよ。

次回は、
⑤「1〜3歳編|成犬期の安定した暮らし」について解説していきます。