はじめに|「まだ若い」と「少し変わってきた」の間の時期
1〜3歳編では、成犬期の安定した暮らしについて解説しました。
4〜6歳は、多くの室内犬にとって中年期への入り口にあたる時期です。
見た目は元気で若々しくても、
- 疲れやすくなった気がする
- 寝ている時間が増えた
- 動きが少し落ち着いた
といった変化を感じる飼い主さんも増えてきます。
この記事では、4〜6歳の室内犬が無理なく健康に過ごすためのポイントを中心に、生活・運動・健康管理の考え方を分かりやすくまとめます。
⑥ 4〜6歳|「中年期」に入り始めるサイン
見逃しやすい小さな変化
この時期は、大きな変化よりも、
- 回復に少し時間がかかる
- 興奮が落ち着く
- 好き嫌いがはっきりする
といった小さな変化が積み重なります。
「年齢のせいかな」で終わらせず、日々の様子をよく観察することが大切です。
生活リズムは「無理をしない安定感」を重視
4〜6歳の室内犬には、
- 決まった時間の食事
- ほどよい運動
- 十分な休息
が重要になります。
若い頃と同じペースを求めるのではなく、その子に合った心地よさを基準にしましょう。
運動は「量」より「質」を意識する
体力はまだありますが、無理な運動はケガや関節トラブルにつながることもあります。
おすすめの運動ポイント
- 散歩は距離よりリズム
- 坂道や段差は様子を見ながら
- 室内での知育遊びを活用
「疲れすぎない」運動が、長く健康を保つコツです。
関節や体への負担を抑えた、散歩・運動の考え方については、
👉 「室内犬でもお散歩は必要?」 散歩の頻度と時間、マナーの基本を解説!
をご覧ください。
しつけは「安心感を保つため」に続ける
4〜6歳になると、しつけはほぼ身についている子が多い時期です。
この時期のしつけは、
- できていることを維持する
- 不安や混乱を減らす
ことが目的になります。
強く叱る必要はなく、いつものやり取りを大切にしましょう。
中年期の安心感を保つしつけに付いては、
👉 「しつけの誤解」<叱る>と<教える>は別物! 室内犬のしつけで絶対NGな行動と、効果的な伝え方!
をご覧ください。
食事の見直しと体重管理
中年期に差しかかると、代謝が少しずつ落ちてきます。
- フード量が適切か
- 体重が増えていないか
- おやつが多くなっていないか
を定期的に確認しましょう。
必要に応じて、年齢に合ったフードへの切り替えも検討します。
中年期に向けたフード量・与え方の見直しポイントは、
👉 「ドッグフード、どれくらいあげればいい?」適正量と与え方の基本!
をご覧ください。
代謝が落ち始める時期の、肥満予防と適正体重のチェックについては、
👉 「体型チェック」愛犬の肥満度を判断する BCS(ボディコンディションスコア)とダイエットの基本!
をご覧ください。
健康管理は「予防」を意識する
4〜6歳は、病気の早期発見がとても重要な時期です。
意識したいケア
- 年1回の健康診断
- 血液検査の検討
- 歯や口のチェック
- 皮膚・被毛の変化確認
「元気そうだから大丈夫」ではなく、定期チェックを習慣にしましょう。
病気の初期サインを見逃さないための、毎日の観察ポイントは、
👉 「室内犬のための健康チェック集」 多い病気と毎日できるケアのポイント!
をご覧ください。
室内犬のストレスケアと安心感
年齢とともに、環境の変化がストレスになりやすくなります。
- 家具配置を頻繁に変えない
- 落ち着ける場所を確保
- 静かな時間を大切に
安心できる環境は、心の健康にもつながります。
安心して過ごせる部屋づくりの基本は、
👉 「愛犬が快適に暮らせる部屋づくり!」室内犬の安全と安心のポイント!
をご覧ください。
飼い主さんとの関係を深める時期
4〜6歳は、飼い主さんとの信頼関係が完成していく時期です。
- 穏やかな声かけ
- 一緒に過ごす時間
- 変化に気づく観察力
「特別なこと」をするより、日常を大切にすることが何よりのケアですね。
生活の変化によるストレスを防ぎ、満足感を高める関わり方は、
👉 「愛犬ともっと仲良くなる!」室内でできる簡単・楽しい遊び方!
をご覧ください。
まとめ|4〜6歳は「将来への土台づくり」

4〜6歳は、これから先のシニア期を健康に迎えるための重要な時期です。
- 無理のない生活
- 適度な運動
- 予防を意識した健康管理
この時期を丁寧に過ごすことで、その後の年齢変化にも穏やかに対応できます。
次回は、
⑦「7〜9歳編|シニア期に向けた体の変化と備え」について解説します。


