はじめに|行動範囲が広がる「成長期の入り口」
2〜4か月の記事では、社会化やトイレトレーニング、甘噛み対策など、室内犬の生活の土台づくりについてお話ししました。
4〜6か月になると、体力がつき、好奇心もさらに旺盛になります。
この時期は、
- いよいよ散歩デビュー
- 指示を少しずつ理解できる
- 自我が芽生え始める
という、大きな成長が見られる時期です。
この記事では、室内犬が4〜6か月の時期に経験しておきたいことを中心に、散歩の始め方や基本的なコマンド(しつけ)について、分かりやすく解説します。
③ 4〜6か月|散歩デビューの準備と心構え
散歩はいつから始められる?
散歩は、混合ワクチンがすべて終わり、獣医師の許可が出てからが基本です。
初めての散歩では、
- うまく歩けない
- 地面のにおいばかり嗅ぐ
- 動かなくなる
といった様子がよく見られますが、心配はいりません。
室内犬の散歩は「距離より経験」
4〜6か月の散歩で大切なのは、長く歩くことではなく「外の世界に慣れること」。
- 車や自転車の音
- 他の犬や人の存在
- 風や地面の感触
こうした刺激を、無理なく・短時間で経験させていきましょうね。
ハーネス・首輪・リードの選び方
体がまだ成長途中のため、首に負担がかかりにくいハーネスがおすすめです。
- サイズ調整ができるもの
- 軽くて装着しやすいもの
- 室内で装着練習をしてから外へ
いきなり外で使うより、室内で慣らしておくと安心です。
基本コマンドは「遊び感覚」で
この時期から、少しずつ基本コマンドを教えていきます。
覚えておきたい基本コマンド
- おすわり
- まて
- ふせ
- おいで
大切なのは、
✔ 短時間
✔ 成功体験を増やす
✔ できたらすぐ褒める
叱るしつけは必要ありません。
「言うことを聞かない」は成長のサイン
4〜6か月になると、
- 指示を無視する
- わざと違う行動をする
と感じることがあります。
これは反抗ではなく、「自分で考える力」が育っている証拠。焦らず、繰り返し伝えていきましょう。
トイレが安定しないときの見直しポイント
この時期でも、トイレの失敗が続くことは珍しくありません。
- トイレの場所が遠くないか
- 成功したときに褒めているか
- 生活リズムが乱れていないか
成長とともに改善するケースも多いので、叱らず見守ることが大切です。
室内犬の運動量に注意
体力がつく一方で、運動不足にもなりやすい時期です。
- 短い散歩を1日2回
- 室内でのおもちゃ遊び
- 知育トイなど頭を使う遊び
体だけでなく、心も疲れさせることがポイントです。
健康管理と成長チェック
4〜6か月は、体格が大きく変わる時期でもあります。
- 体重の急増・急減
- 食欲の変化
- 歯の生え変わり
気になることがあれば、早めに動物病院へ相談しましょう。
まとめ|4〜6か月は「外の世界」とつながる時期

4〜6か月は、室内犬にとって世界が一気に広がる時期です。
- 散歩で外の刺激を知る
- 指示を理解し始める
- 成長による戸惑いが出る
すべてが自然な成長過程です。
次回は、
④「6〜12か月編|成長期に大切な習慣づくり」について、生活リズムや問題行動の予防を中心に解説していきます。

