「わんちゃんを飼ってみたい」と思ったことは、ありませんか?わんちゃんは、癒やしと笑顔を与えてくれる存在ですが、同時に時間・お金・責任も必要になリます。そこで、わんちゃんを迎えるか迷っている方に、わんちゃんを飼う「喜び」「覚悟」と、わんちゃんを飼わない方がいい方の特徴を、分かりやすく解説します。
わんちゃんとの暮らしで得られる「喜び」

心の癒やしとストレス軽減
わんちゃんと触れ合うことで、オキシトシン(幸せホルモン)が分泌され、心が落ち着きます。疲れた日も、わんちゃんの無邪気な表情や行動に癒やされます。
規則正しい生活習慣
毎日の散歩や食事の時間がほぼ決まっているので、自然と早寝早起きになり健康的な生活が身につきます。
運動不足の解消
散歩や遊びを通して、飼い主さんも一緒に体を動かす機会が増えます。わんちゃんを飼うことで、1日30分以上の有酸素運動が習慣になる人も多いです。
新しい出会いやコミュニティが広がる
散歩中やドッグランまたドッグイベントなどで、他のわんちゃんの飼い主さんと挨拶を交わしたり、情報交換をしたりと、わんちゃんが共通の話題となり、新しい人との出会いが生まれます。地域やSNSでコミュニティが広がる事もあります。
防犯対策になる
わんちゃん、特に番犬向きの犬種は、不審者が近づくと吠えて知らせてくれます。それだけで泥棒や空き巣を遠ざける効果が期待できます。わんちゃんがいる家は、そうでない家に比べてターゲットにされにくい傾向があります。
わんちゃんを飼う上で必要な「覚悟」

時間的・金銭的負担が大きい
わんちゃんの一生は10~15年以上。その間、毎日のお世話が必要です。また毎月のフード代やペットシーツ代、年に一度の狂犬病ワクチンや混合ワクチン、フィラリア予防薬、ノミ・ダニ予防薬など、定期的な医療費がかかります。病気・ケガによっては、高額な治療費が必要になることもあります。
旅行や外出に制限がかかる
旅行や長期の外出をする際は、ペットホテルに預けたり、ペットシッターに頼んだりする必要があります。近年では、ペット同伴ホテルなども増えてきていますが、まだまだ行ける場所は限られるので、今までのように気軽に旅行などに行けなくなる可能性があります。
しつけや世話に手間と根気が必要
トイレのしつけや無駄吠え、噛み癖など、わんちゃんのしつけは根気が必要です。また、ブラッシングやシャンプー、爪切りなど、日々のお手入れも欠かせません。
部屋が汚れたり、物が壊れたりする
抜け毛や泥汚れ、よだれなどで部屋が汚れやすくなります。また、子犬の時期は、家具やスリッパなどを噛んでしまうこともあります。
最期のお別れが必ず来る
愛犬との楽しい生活にも必ず終わりが来ます。わんちゃんは人間よりも寿命が短いため、いつか必ず別れが訪れます。その喪失感は非常に大きく、覚悟が必要です。
残念ながら、わんちゃんを飼わない方がいい人

潔癖症な人
抜け毛やよだれ、排泄物の処理などがストレスになる可能性があります。
長期の留守が多い人
わんちゃんは寂しがり屋で、お留守番が長すぎるとストレスを感じ、問題行動につながることがあります。
経済的に余裕がない人
病気やケガの治療費、日々の生活費など、わんちゃんの飼育にはお金がかかります。
責任感が持てない人
わんちゃんは一つの命であり、最後まで責任を持って育てることが求められます。
家族の同意が得られない人
わんちゃんを飼うことは家族全員の協力が必要です。一人でも反対している人がいる場合は、飼うべきではありません。
わんちゃんを迎える前に確認したいこと

わんちゃんは、10年以上生き長い付き合いになります。家族全員の同意、ペット可の物件かどうか、緊急時の預け先、生涯面倒を見られる覚悟があるかを事前に確認しましょう。
まとめ

わんちゃんを飼うことは、人生を豊かにしてくれる素晴らしい経験ですが、それ以上に責任と覚悟が求められます。「かわいい」だけでなく、わんちゃんの一生を背負えるかどうかを考えた上で、最良の決断をしくださいね。
これからも、このブログではわんちゃんを飼うための役立つ情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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