室内犬との散歩は、運動不足の解消や気分転換になる大切な時間です。
しかし実際には、
- リードを強く引っ張る
- 他の犬や人に吠えてしまう
- 道に落ちている物を拾い食いする
など、散歩中のトラブルに悩む飼い主さんは少なくありません。
「しつけが足りないのかも…」と不安になる方も多いですが、ほとんどの場合、散歩中に必要なしつけを知らないだけです。
この記事では、室内犬との散歩を安心して楽しむために、
行動の理由 → 具体的なトレーニング → 注意点の順で、実践的なしつけトレーニングを7つ紹介します。
散歩のしつけが室内犬にとって特に重要な理由
室内犬は、家の中では落ち着いて過ごせていても、外に出ると一気に情報量が増えます。
- 音(車・人の声・工事音)
- 匂い(他の犬・食べ物)
- 動く物(自転車・子ども)
これらの刺激にうまく対処できないと、引っ張り・吠え・パニック行動につながります。
散歩のしつけとは、「外でも落ち着いて行動する練習」なのです。
散歩中に困らないためのしつけトレーニング7選
引っ張り防止|「横を歩く」を教えるトレーニング
引っ張る理由は「前に進みたい」「興奮している」こと。
トレーニング方法
- リードがたるんだ状態で歩けたらすぐ褒める
- 引っ張ったら無言で立ち止まる
- 戻ってきたら再スタート
❌ 無理に引き戻すのは逆効果
⭕ 「引っ張ると進めない」を学ばせる
吠え対策|人・犬に慣れる距離コントロール
吠えは攻撃ではなく「怖い・不安」のサインです。
トレーニング方法
- 吠えない距離を保つ
- 見ただけで褒める
- 徐々に距離を縮める
無理に近づけると、恐怖心が強化されてしまいます。
拾い食い防止|「見ても食べない」練習
拾い食いは中毒や誤飲につながる危険行動です。
トレーニング方法
- 家の中で練習
- 床におやつ → 我慢できたら別のおやつ
- 成功体験を積む
叱るより、「我慢=良いこと」を教えます。
興奮しやすい犬に効果的なアイコンタクト
興奮すると飼い主さんの声が届かなくなります。
トレーニング方法
- 名前を呼ぶ
- 目が合ったら即褒める
- 散歩前・途中で繰り返す
アイコンタクトは「安心の合図」になります。
座り込み・歩かない時の正しい対応
歩かない理由は、疲れ・不安・環境変化など様々です。
対応ポイント
- 無理に引っ張らない
- 声かけと褒めで促す
- 状況によっては引き返す
「歩かせること」より安全と気持ちを優先します。
音や刺激に慣れる環境トレーニング
音に敏感な犬は、飼い主さんの反応を見ています。
トレーニング方法
- 静かな場所から開始
- 音がしても落ち着いて声かけ
- 飼い主さんが平常心を保つ
散歩後のクールダウン習慣
散歩後の過ごし方も重要です。
ポイント
- 帰宅後は静かに過ごす
- 水分補給
- 過度に遊ばない
「散歩=落ち着いて終わる」を習慣化します。
年齢別|散歩トレーニングの考え方
- 子犬期:慣れることが最優先
- 成犬期:ルールの定着
- シニア期:安全・負担軽減
年齢に合わせて目標を変えましょう。
まとめ|散歩はしつけではなく信頼づくり

散歩中のトレーニングは、わんちゃんを支配するためのものではありません。
- 外でも安心できる
- 飼い主さんを頼れる
- 一緒に歩く時間を楽しめる
そのための「準備」です。
少しずつで大丈夫。今日の散歩から、ひとつ取り入れてみてくださいね。

