外出から帰ると、愛犬が靴やズボン、手や足をクンクン…。
「そんなに嗅がなくても…」と思うことはありませんか?
実はこの行動、単なる好奇心ではなく、わんちゃんにとっては大切な情報収集とコミュニケーション。
この記事では、わんちゃんが人のにおいを嗅ぐ本当の理由を分かりやすく解説し、飼い主がとるべき正しい対応までまとめます。
犬は「におい」で世界を理解している
犬の嗅覚は人間の数万〜数十万倍とも言われ、
・相手が誰なのか
・どこへ行ってきたのか
・どんな気分・体調なのか
まで、においから読み取ることができます。
私たちが“目で見る”代わりに、犬は“鼻で読む”のです。
犬がにおいから何を読み取っているのかは、
👉 「匂いの世界」犬はなぜ、お尻の匂いを嗅ぐの?人間には分からない“犬のあいさつ”の秘密!
をご覧ください。
犬が人のにおいを嗅ぐ「5つの理由」
情報収集(どこへ行ってきたの?)
外出後に靴や服を嗅ぐのは、「今日はどんな場所に行ったの?」という確認。
他の犬や動物のにおい、人混み、自然の匂いなど、日常の出来事を“においの履歴”として読み取っています。
飼い主の健康・感情チェック
犬は、汗や皮脂の微妙な変化から、体調不良やストレスを感じ取ることができます。
「いつもよりしつこく嗅ぐ」「特定の部位だけを嗅ぐ」場合、あなたの体調変化を察知している可能性も。
安心確認・愛情表現
飼い主のにおいは、犬にとって“安心の匂い”。
不安なとき、留守番のあと、雷や大きな音の後などに、手や服を嗅ぐのは「大丈夫だよね?」という気持ちの表れです。
あいさつ・社会的コミュニケーション
犬同士が挨拶でお尻の匂いを嗅ぐように、
人に対しても「あなたはどんな存在か」を確認する社会的行動として匂いを嗅ぎます。
特に来客時、まず匂いを嗅ぎたがるのはこのためです。
学習・記憶の強化
犬は、匂いと出来事を強く結びつけて記憶します。
「この匂い=楽しい散歩」「この匂い=病院」など、経験が積み重なることで、行動の予測や準備ができるようになります。
人の感情や状態をにおいで感じ取る力については、
👉 「驚愕の事実 」 愛犬は私たちの感情を認識している!犬と飼い主の “絆の科学!
が参考になります。
嗅がれる部位ごとの意味
手を嗅ぐ
・あなたの感情、直前に触った物の情報
・「今、どんな気分?」の確認
服やカバンを嗅ぐ
・外出先の情報収集
・他の犬や人の匂いのチェック
足や靴を嗅ぐ
・外の環境、地面の匂い、他の動物の痕跡
・散歩の“続き”を読んでいる感覚
手や足、服のにおいを嗅ぐ行動が信頼とどう関係するかは、
👉 「信頼の証」愛犬があなたを”リーダー”と認めているか? すぐに試せるチェックリスト5選!
もあわせてチェックしてみてください。
嗅がれたときの正しい対応
無理に止めない
匂いを嗅ぐことは、犬にとって本能的で健全な行動。
頭を叩いたり、強く制止すると、不安やストレスの原因になります。
落ち着いて受け入れる
短時間であれば、静かに見守るのがベスト。
「どうしたの?」と優しく声をかけることで、安心感も高まります。
しつこすぎる場合は行動を切り替える
・おすわりをさせる
・おもちゃに誘導する
・軽くなでて区切りをつける
などで、過剰な執着を防ぎましょう。
注意:異常に執拗な場合
以下が重なる場合は、ストレスや不安、分離不安の兆候の可能性があります。
・長時間離れない
・吠えやクンクン鳴きが伴う
・留守番後に特に強く嗅ぐ
生活リズムや運動量、安心できる環境を見直してみてください。
しつこく嗅ぐ行動が不安や緊張の表れになるケースは、
👉 「実は怖い!」愛犬が、あくび・ぺろぺろをする時、本当に伝えたいストレスサイン3選!
で見極めポイントを確認できます。
まとめ

わんちゃんが人のにおいを嗅ぐのは、
情報収集・健康チェック・愛情表現・あいさつ・記憶の強化という、大切なコミュニケーションです。
無理に止めず、意味を理解して受け止めることで、愛犬との信頼関係はより深まりますよ。
においを嗅ぐ行動を、他のボディサインと一緒に読むには、
👉 「犬のしぐさで、わかる気持ち」尻尾・耳・鳴き声で読み取る犬のサイン!
がおすすめです。


