お出かけや帰省で車に乗せたら、愛犬がヨダレを垂らしたり吐いてしまったり……。実は犬も車酔いをします。でも、原因を知って正しく対策すれば、車でのお出かけはぐっと快適になります。この記事では、犬の車酔いのサイン・原因・今日からできる対策を、やさしく解説します。

犬も車酔いをする|まず知りたいサイン
次のような様子が見られたら、車酔いのサインかもしれません。
- よだれが大量に出る
- しきりにあくびをする、落ち着かない
- ハァハァと荒い呼吸、震え
- 嘔吐する
車酔いの主な原因
- 三半規管が未発達:とくに子犬は揺れに弱く酔いやすい(成長で和らぐことも)
- 不安・ストレス:車=動物病院など、嫌な記憶と結びついている
- 食事のタイミング:直前の食事や、逆に空腹すぎる状態
- 換気不足・においやけど:車内の空気のこもり
今日からできる車酔い対策
- 少しずつ慣らす:エンジン停止の車内→近所を1〜2分→徐々に距離を延ばす
- 楽しい記憶づくり:車の後に公園など「いいこと」を用意する
- こまめに換気・休憩:1時間ごとに停車して外の空気を
- 進行方向に向け、低い姿勢で固定:クレートやドライブボックスで揺れを軽減
- 窓を少し開けて気圧と温度を一定に
出発前の食事の工夫
車に乗る2〜3時間前までに食事を済ませ、直前の食べすぎは避けましょう。空腹すぎても酔いやすいので、ほどよい状態が理想です。ふだんから消化にやさしい食事にしておくと、お腹の負担が減って車内でも安心です。
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それでも酔ってしまうときは
対策をしても酔いがひどい場合は、動物病院に相談しましょう。犬用の酔い止め薬を処方してもらえることがあります。人間用の酔い止めを自己判断で与えるのは危険なので、絶対にやめてください。
安全に乗せるための準備
車酔い対策とあわせて、安全対策も大切です。クレートやペット用シートベルトで体を固定し、飛び出しや急ブレーキのケガを防ぎましょう。とくに夏場は車内の温度が急上昇し、熱中症の危険があります。犬の夏の暑さ対策もあわせてご覧ください。
よくある質問(Q&A)
Q. 子犬の車酔いは治りますか?
A. 成長して三半規管が発達すると、和らぐことが多いです。子犬のうちから少しずつ車に慣らしてあげましょう。
Q. 出発のどれくらい前に食事を済ませる?
A. 2〜3時間前が目安です。直前の食事や食べすぎは酔いやすくなるため避けましょう。
Q. 人間用の酔い止めを使ってもいい?
A. いいえ。成分や量が犬に合わず危険です。必要なときは動物病院で犬用のものを相談してください。
まとめ|慣らしと準備で、車のお出かけを楽しく
犬の車酔いは、「少しずつ慣らす・食事のタイミング・換気と固定」で大きく減らせます。車=楽しいお出かけ、と覚えてもらえれば、行動範囲が広がって愛犬との時間がもっと豊かになります。無理せず、その子のペースで慣らしてあげましょう。


