災害時に愛犬を守るしつけとは?避難・同行避難で本当に役立つトレーニング5選

災害時に愛犬を守るしつけとは?避難・同行避難で本当に役立つトレーニング5選 室内犬の飼い方

避難・同行避難で本当に助けになる行動とは?

地震・台風・豪雨など、いつ起こるかわからない災害。
そのとき愛犬を守れるかどうかは、物資よりも「行動」が大きく影響します。

実は、災害時に困るケースの多くは「特別な芸ができないこと」ではなく、

  • 呼んでも来ない
  • パニックで動けない
  • 抱っこ・ケージを嫌がる

といった、日常の延長にある問題です。

この記事では、今日から少しずつ練習できて、いざという時に本当に役立つしつけを紹介します。

災害時のしつけは「完璧」より「できることを増やす」

まず大切な考え方です。

災害時のしつけは、「どんな状況でも言うことを聞かせる」ためのものではありません。

目的はただ一つ。

愛犬と一緒に、安全な場所へ移動し、生き延びること。

そのために必要なのは、シンプルで再現性の高い行動です。

① 名前を呼ばれて来る「呼び戻し」

災害時、最も重要なしつけです。

  • 家の中が散乱している
  • 外が騒がしい
  • 飼い主さんが焦っている

そんな状況でも、呼ばれて来られるかどうかで結果は大きく変わります。

ポイント

  • 普段から飼い主が「必ず来る」と思わせない
  • ご褒美は毎回変える(おやつ・声・撫でる)
  • 失敗しても叱らない

「来たらいいことがある」この安心感が命を守ります。

② 抱っこ・体を触られることに慣れる

避難時、愛犬を抱き上げる場面は必ずあります。

しかし、

  • 抱っこが苦手
  • 体を触られると嫌がる

こうした子は、逃げる・暴れる・噛むリスクが高くなります。

練習の考え方

  • 日常で短時間から
  • 抱っこ=移動、ではなく「安心」
  • 無理に持ち上げない

「抱っこ=怖い」ではなく、「守ってもらえる」と感じさせることが大切です。

③ クレート・ハウスに入れる

同行避難や避難所では、クレート(ケージ)に入れるかどうかが大きな分かれ道になります。

これはしつけというより、命綱です。

なぜ重要?

  • 避難所での安全確保
  • 他人や他犬とのトラブル防止
  • 愛犬自身が落ち着ける

普段から「閉じ込める場所」ではなく「安心できる自分の部屋」にしておきましょう。

④ 人混み・音・揺れへの耐性づくり

災害時は、サイレン・人の声・物音が一気に増えます。

完璧に慣れさせる必要はありません。

日常でできること

  • テレビの音量を少し上げる
  • 玄関や外で短時間過ごす
  • 抱っこしたまま外を見る

「知らない音=すぐ逃げる」にならないだけでも、大きな差になります。

⑤ 飼い主さんが落ち着く練習も大切

最後に、見落とされがちですが一番重要なこと。

犬は、飼い主さんの感情をそのまま受け取ります。

  • 焦る
  • 怒る
  • 泣く

これらは、愛犬のパニックを加速させます。

「まず深呼吸する」これも立派な防災トレーニングです。

しつけは「災害のため」だけじゃない

ここまで読んで気づいた方もいると思います。

これらのしつけは、災害時だけでなく、毎日の暮らしを楽にするものです。

  • 散歩
  • 通院
  • 来客
  • 引っ越し

すべてに繋がっています。

まとめ|今日できることが、未来の命を守る

安心出来る場所で寝る犬

災害は、準備していても怖いものです。
でも、

  • 少しずつ慣らす
  • できることを増やす
  • 完璧を目指さない

それだけで、守れる命があります。

「もしも」のために、今日の暮らしの中で、ひとつだけ練習してみてくださいね。

それが、愛犬にとって一番の防災になりますよ。