トイレはちゃんと覚えたはずなのに、急に失敗するようになった…。そんなお悩みはありませんか?室内犬のトイレトラブルには、しつけ以外のさまざまな原因が隠れていることがあります。今回は、よくある疑問にQ&A形式でお答えします。
Q1. トイレを覚えたのに失敗するのはなぜ?
A. 環境の変化・ストレス・体調不良が主な原因です。
引っ越し、模様替え、来客、生活リズムの変化などが影響します。
犬はとても環境の変化に敏感な動物です。飼い主さんが「たいしたことない」と感じるような変化でも、犬にとっては大きなストレスになることがあります。例えば、家具の配置が変わっただけでも落ち着かなくなり、トイレを失敗することがあります。
また、体調不良(膀胱炎・消化器のトラブルなど)が原因でトイレに間に合わなくなるケースも少なくありません。急に失敗が増えた場合は、環境変化だけでなく健康面も疑ってみることが大切です。心当たりがない場合は早めに獣医師に相談しましょう。
トイレの基本があいまいな場合は、
👉 「トイレのしつけ もう悩まない!」子犬のトイレトレーニング完全ガイド!
をご覧ください。
Q2. 叱ると覚えますか?
A. 逆効果です。
排泄=悪いことと誤解し、隠れて排泄するようになることがあります。
犬は「排泄したこと」に対して叱られているとは理解できません。飼い主さんが怒った顔をしているという事実だけが記憶に残るため、「排泄する行為自体が悪い」と感じてしまい、次第に人目を避けて隠れてするようになってしまいます。
失敗を見つけたときは、感情を出さずに静かに片付けることが鉄則です。叱る代わりに「成功したときにたっぷり褒める」という正の強化を続けることで、自然とトイレの場所を学習していきます。
失敗を悪化させない関わり方については、
👉 「しつけの誤解」<叱る>と<教える>は別物! 室内犬のしつけで絶対NGな行動と、効果的な伝え方!
をご覧ください。
Q3. 失敗を減らすコツは?
A. 「成功体験を増やす」ことです。
・トイレの位置を固定
・成功したらすぐ褒める
・失敗は無言で片付ける
成功体験を増やすためには、まずトイレはタイミングを予測して誘導することが大切です。犬がトイレをしやすいタイミングは「起き抜け・食後・遊んだ後・興奮した後」です。このタイミングにトイレ場所に連れて行き、うまくできたらすぐ「いい子!」と声をかけておやつを与えましょう。
トイレシートは常に清潔に保つことも重要です。犬は汚れたシートを嫌がる傾向があるため、こまめに交換してあげましょう。また、トイレの枚数は犬の頭数より多めに用意すると失敗が減ります。
トイレ場所や動線の問題については、
👉 「愛犬が快適に暮らせる部屋づくり!」室内犬の安全と安心のポイント!
が役立ちます。
Q4. シニア犬のトイレ失敗は仕方ない?
A. 加齢による筋力低下・認知機能の変化が関係します。
トイレの数を増やす、防水マットを敷くなど、環境でサポートしましょう。
シニア犬(一般的に7歳以上)になると、膀胱や肛門括約筋の筋力が低下し、「もよおしてからトイレに間に合うまでの時間」が短くなります。これは意地悪でも手抜きでもなく、加齢による自然な変化です。
対策としては、トイレの数を増やして愛犬が移動する距離を減らすことが効果的です。また、トイレシートを広めに敷いたり防水マットを周囲に敷いたりして、多少ずれても対応できるようにするのもおすすめです。認知機能の低下(いわゆる犬の認知症)が始まっている場合は、定期的にトイレに連れて行く「時間決めトイレ」も有効です。
回数が多い・出にくいなどの異常がある場合は、
👉 「排泄の異常」わんちゃんのトイレの、回数が多い・尿が出ない!膀胱炎だけではない緊急の泌尿器疾患!
もあわせて確認してください。
Q5. 多頭飼いでトイレトラブルが増えた場合は?
A. 縄張り意識とトイレの数不足が主な原因です。
多頭飼いの場合、他の犬のにおいがついたトイレを嫌がって失敗するケースがあります。基本的なルールとして「犬の頭数+1枚」のトイレを用意することが推奨されています。
また、1匹がトイレ中にもう1匹が割り込んでくるようなストレス状況では、落ち着いて排泄できません。それぞれが安心してトイレできるよう、場所を分けて設置することも大切です。新しい犬を迎えたばかりの時期は特に注意して観察しましょう。
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室内犬のトイレトラブルは、叱らず・環境を整え・成功を褒めることで改善しやすくなります。
年齢や体調に合わせた対応が大切ですよ。
環境や心理的ストレスが原因のケースは、
👉 「実は怖い!」愛犬が、あくび・ぺろぺろをする時、本当に伝えたいストレスサイン3選!
が参考になります。
犬のトイレトレーニングと合わせて、「おすわり・伏せ・待て」などの基本的なしつけも一緒に身につけましょう。👉 犬の基本的なしつけ(おすわり・伏せ・待て)の正しいトレーニング方法

✍️ この記事を書いた人
taka(わんちゃん豆知識 管理人)
愛犬と暮らす中で得た実体験をもとに、犬の飼い主さんのお役に立てる情報を発信しています🐾
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